ギャラリー風来坊　No.14

　風来坊は先々週には案内状を貰っていたが、等々今日になってしまった。ここは自宅から一番近いギャラリーだ。それなのに中国新聞に先を越された。

　藤登弘郎さんは被爆建物や被爆樹を描きつづけておられると思ったが、今回は「重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)」の風景だ。2003年から2008年の間、自分で計画され、北は宮城県の村田町から南は佐賀県浜宿まで全国の重伝建地区の風景画だ。

　その22枚は見る者に藤登さんの優しさと想いまで伝わってくる。またそれぞれの作品の横には地図や歴史などの説明文がA4一枚に収められている。これはオーナーの檀浦さんの手づくりとのこと。

　おふたりの情熱を感じ、つい話し込んでしまい閉店の時間をオーバーしてしまった。